加工技術
Processing Technology
光学研磨加工
酸化セリウムと呼ばれるレアアースで、ガラス各種の研磨加工が可能です。
回転する主軸にワークをセットし、研磨皿としてウレタンパット回転させて
機械的な動きと、酸化セリウムによる化学的な変化を利用してガラスを
研磨加工いたします。板の厚みをお客様のご要望で研磨加工いたします。
ピッチとウレタンパット
オスカー式研磨機
面ダレのないピッチによる光学研磨加工
弊社の技術であるオプチカルコンタクト(融着・溶着)を行うためには面ダレのない面精度が求められます。主軸にワークをセットし、研磨皿としてピッチという固い物質を研磨皿に貼り付け、研磨加工をおこなうことで面ダレのない研磨加工が可能です。
ピッチ
バリなし研磨加工
流路が細いフローセル(0.1㎜)の場合、光路上に少しでも大きいバリがあると、綺麗に光が透過せず、性能を発揮することができません。
そこでバリなし研磨加工が必要となります。
主にセルソーター、セルアナライザーではとても大切な研磨加工となります。
微細流路フローセル
微細流路フローセル
オプチカルコンタクト(融着・溶着)
面ダレのない研磨加工を行った基板と基板をとてもきれいな状態で貼り合わせます。
その後、高熱をかけることで完全一体化させることができます。
完全一体化させた後、研削~面ダレのない研磨加工~オプチカルコンタクトを繰り返すことで、より複雑な形状を製作することが可能となります。
材料ですが、主に石英ガラスとなります。接着剤による接合ではないので、温度変化、薬品によるはがれが発生しません。(超長時間のアルカリ浸け、フッ酸はNG)
トライアングルセル
特注セル
平面研削加工(ロータリー研削盤、ダライ盤)
ワークをお皿に貼り付け、ワークを指定の厚み及び大きさに研削加工ができます。
ダイヤモンドホイールを取り付けた、ロータリー研削盤(バーチカル)加工、ダライ盤に砥粒まいてヤスリの状態にし、ワークを研削することができます。
ロータリー研削盤
ダライ盤
丸目加工
電着ホイールを取り付けて、光学硝子を指定の大きさに丸めることができます。
芯取加工機